ビルダーさんと取り組む庭づくり③

ビルダーさんと取り組む庭づくり③

鋼製門柱、ランドストーン、真砂土と枕木のアプローチ、川砂利、トネリコ、オガタマノキ

人気のビルダーさんから声を掛けていただき、ここしばらくお洒落な建物とのバランスを優先した庭づくりに取り組んでいます。

お庭のデザインは原則として建築が始まる前後からスタートしますので、お客さまのご希望も早い段階で伺うことができ、また地盤高や給排水設備の位置なども三者で検討してより使い勝手の良いお庭づくりが実現できます。もちろんコストの削減も。

今回は玄関周辺の空間に、集中して素材を投下しようというプランです。

建物もこの部分に木製ドア・板張り・タイル・モルタルと、複数の素材を集めて独特の面白味を演出していますが、残されたわずかなその周辺の空間に、ゴロッとした石が欲しい、鋼製の門柱などどうだろう、形の良い2種類の樹を、という算段が始まりました。

シンプルで複雑で、インダストリアルでナチュラルで相矛盾する要素を集めてきれいに整頓したのがこの空間です。

鋼製の門柱は既製品がやや高価なものになるため、ビルダーさんが製作。ゴロタ石はいろいろ探した中からランドストーンという岐阜県産の天然石のうち、土色の濃い珪岩を選択しました。小ぶりながら形と色の変化に富む、とても面白い石です。

大きな落葉と小ぶりの常緑、という植栽のコンセプトは初めからありましたので、玄関と外空間とをつなぐ役割としてのトネリコと、そしてここではオガタマノキを常緑として選んでみました。

オガタマノキはモクレンの仲間で、春に甘い香りを放つ特徴的な花を咲かせます。

この2本の木が、これから先季節ごとの変化を演出してくれることと思います。

施工内容 外構・エクステリア・植栽工事 施工地域 埼玉県秩父市
施主 秩父市にお住いのS様 工期 10日間
お問合せの種類 住宅メーカー様からのご紹介